債務整理をすると賃貸契約に影響はある？ / 伊東光司法書士事務所

債務整理とは、借金を抱えている方のための制度です。

今ある借金を、債権者との交渉や裁判所の手続きによって、減額したり免除したりすることをいいます。

債務整理の方法としては、例えば、任意整理や個人再生、自己破産といったものが挙げられます。

借金の額や返済状況など、人よって借金の状態が異なるため、どの債務整理方法が適切なのかは、専門家による判断が必要です。

本稿では債務整理をした場合、賃貸契約に影響はあるのかについて解説していきます。

債務整理をすると、どのような場合に賃貸契約に影響があるか

債務整理をすると、賃貸契約に影響はあるのでしょうか。

賃貸契約というのは、住居などを借りる際に行う契約のことを意味します。

債務整理をした場合に、賃貸契約に対する影響は全くないというわけではありません。

具体的には、債務整理を行った後に賃貸契約を結ぼうとする際に、影響が出る可能性があります。

逆に、債務整理を行う前に契約済みの賃貸契約については、債務整理による影響はないと言われています。

なぜなら、大家や不動産管理会社は、単に債務整理をしたという理由だけでは、賃借人（居住者）を追い出したり、契約を解除したりすることはできないからです。

債務整理をした場合に、賃貸契約にどのような影響があるか

債務整理を行った後に、賃貸契約に影響がある例としては、契約の際の審査に通りにくくなるというケースです。

これにより、新たに賃貸契約を締結することが難しくなったり、契約を更新したくても断られたりする可能性があります。

具体的には、信販系の保証会社が関わっている賃貸物件の場合、どうしても契約の際や更新の際に審査が入ります。

その際に、債務整理をしたという事故情報（いわゆるブラックリスト入りした状態）がチェックされるため、審査に通りにくくなるのです。

債務整理でお困りの方は伊東光司法書士事務所にご相談ください

伊東光司法書士事務所は、債務整理をはじめとする、生活に潜む法律トラブルの解決に自信があります。

債務整理に関して豊富な知識と経験を持つ司法書士にご相談いただくことで、個別のケースに最適な解決策を提示することができます。

債務整理を行うことで、督促を止めることが可能であったり、債務整理にかける分の時間的余裕が生まれたりと、大きなメリットがあります。

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